「奨学金」の仕組みにゾッとする…”死”んでも”自己破産”をしても逃げられないリアルな実情とは

2016.09.08 topics

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奨学金にも種類がある

 
まず、奨学金というものは、運営している組織が国や地方公共団体による公的団体の場合と、学校独自のものや民間の団体が行うものがあります。
 
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受け取る奨学金は返さなくてもいい”給付型”のものと、卒業後に分割で返済していく必要がある”貸与型”が存在します。
さらに”貸与型”は借りた額をそのまま返せばいい”無利子型”と、利息を上乗せされる”有利子型”が存在するのです。
 
給付型の人は全く問題がないのですが、貸与型の人は”無利子”でも”有利子”でもかなり家計を圧迫されるのが実情。
 
順調に返済し続けられれば問題はないのですが、支払いが滞ってしまうと延滞金まで上乗せされてしまい、もう自分の力ではどうしようもなくなってしまうのです。
 

奨学金を借りた人たちのリアルな声

 
・矢のような返済の督促
 

 
卒業後、無事に就職が決まり、月々2万2000円の返済が始まった。しかし最初は払えていたものの徐々に滞納。奨学金の窓口に減額などを求めても認められず、矢のような返済の催促が来る。病院代なども滞り、消費者金融にお金を借りた。

 

 
就職して間もない頃の少ない給料の中から、月々2万2000円の固定支出は厳しいですよね。
最終的には消費者金融にまで頼ってしまうところをみると、その取り立ての厳しさが伺えます。
結局心労が重なり身体を壊し4年で退職。2年以上の滞納の末、彼女は「自己破産」という道を選びました。
 
・奨学金が理由で、婚約を解消
 

 
約600万円の奨学金を借りましたが、就職したのは非正規の保育士の仕事。給与は平均で月14万円で、家賃や食費、光熱費を支払うと月5万円の奨学金を返済する余裕はほとんどありません。結婚を考えていた恋人もいましたが、お金のことで迷惑をかけたくないと婚約を解消。

 

 
幸せな将来を掴むために借りたであろう奨学金が、幸せを掴む足かせになっている人が多いようです。中小企業だと給与水準が全体的に低いのも原因だと考えらます。結局彼女に残された道も「自己破産」しかありませんでした。
 

奨学金督促の仕組み

 
奨学金のタイプや返還期日によって多少誤差はありますが、返済日を過ぎると5%の延滞金が上乗せされてしまいます。
 
そのまま延滞が3ヶ月続いてしまうと、次は個人信用情報機関への登録。いわゆるブラックリスト入りをしてしまうので、数年間はローンを組んだりカードを作ることが出来なくなってしまいます。
 
それでも尚返済できずにいると、債権を回収する専門会社が会社や自宅まで来たり、執拗な取り立てをされるように。
 
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最終的には裁判所から一括返済を求める督促状が自宅に届きます。
 
しかし、一括返済を求められてもブラックリスト登録をされているので他社から借りて返済することさえ出来ません。
 
こんな状況から自分の体を風俗で売り、借金を返す女子学生も増えているのだとか。しかしそれでも返済は出来ず「自己破産」という道を歩んでしまうのです。
 

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