「スマートコンドーム」は、コンドームに含まれる抗体がウイルスや細菌を検知して色が変わる仕組みになっています。
梅毒の場合はブルー、クラミジアはグリーン、ヘルペスがイエロー、尖圭コンジローマならパープルといった具合に単純明快に症状を把握することができるそうです。
3人の発明は多くの人々から称賛され、遂にはその偉業を称えて1000ポンド(約20万円)の賞金を贈呈されました。
さらには、後援者であるアンドルー王子の招きでバッキンガム宮殿に招待されました。
これらがもし実用化できたなら、血液検査などをしなくても病気に感染していることが一目でわかるようになり、病気の拡散をしてしまう可能性を減少させることができるのです。
さらに自覚症状が出る前に病気に気づくことで、早期に治療を開始できるというメリットも考えられます。
このコンドームは製品化の話が出ているもののまだアイデア段階。
それにコストが非常にかかってしまうことが予想されており、さらに実現までには技術的な問題の面から少し時間がかかってしまうなんて話もあります。
性感染症は特別な病気ではありませんが、放置しておくと不妊症や子宮外妊娠、子宮頸がんの原因になるものもありますので、この商品化は何とか実現してもらいたいものですね。
性感染症について感染経路や予防方法を正しく理解し、パートナーとの間だからこそコンドームや安全な性行為についてよく話し合う必要があるかと思います。
気になることがあれば早めに検査、治療を受けることを心がけなくてはならないのではないでしょうか。
Writing by S.Shingo of cadot
出典:teentech.com
あなたにお届けします。
【あなたの「旬」な話を募集しています】
Cadot-カド-では、読者様の実際に体験した話や知っている裏話などを募集しています。
Cadot-カド-で取り上げて欲しい話がありましたら、こちらまでメールをお願いいたします。
※採用された場合、公開前に記事内容の確認のメールを差し上げます。
また、全ての話を採用する訳では御座いません。予めご了承くださいませ。