「にこにこぷん」のキャラクターが”複雑な家庭環境”という設定のワケ

2016.09.22 topics

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キャラクターが複雑な家庭環境にある理由

 
袋小路 じゃじゃ丸(じゃじゃまる)
 
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じゃじゃまるはうらおもて山猫(イリオモテヤマネコと「裏表」とのもじり)の5歳の男の子。3人のリーダー的存在。
 
力持ちで敏捷。義理人情に厚い親分肌な性格ですが、威張りん坊で意地汚いのが玉にキズ。怠け者のちゃらんぽらんの為、仲間はずれにされることもしばしば。いわゆるいじめっ子ではありますが、優しい心と義侠心を発揮する時もあります。字を書くことも読むこともできず、数字は4までしか数えられない。ネズミが苦手で、子猫の頃に鼻をかじられたことがある(ぽろりは特別扱い)。この他風呂と床屋が苦手。
 
母親は生き別れになり、顔を覚えておらず、たまに他の2人に届く母からの品物が来るたびに気持ちが沈んでしまう。拗ねると「かあちゃーん!おいら、○○(例:「字が読めないてバカにされても」「暑中見舞いが来なくても」など)ても、強く生きてくよぉー!」と叫ぶのがお約束。

 
ふぉるてしも・ぴっころ(ぴっころ)
 
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ふんボルトペンギンの3歳の女の子。むこう島に「ぽっくり」というちょっと負けず嫌いな友達がいる。
 
おませさんでおしゃべりとお酒落が好き。面倒見がいいしっかり者ですが、とても気が強く女性を軽視したような発言には色をなして反論をする。よく肥満気味だと冷やかされている。
 
怒ると「ピッコ!!」と怒鳴ると同時にジャンプして地響き(カメラ操作で地面が揺れているように演出している)を起こし、2人をよろけさせる。2人は彼女には頭があがらない。空を飛ぶペンギンになる夢を持ち、密かに練習している。

 

ぽろり・カジリアッチIII世(ぽろり)
 
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ネズミの4歳の男の子。ぽろぽろ島出身。
 
有名な海賊「ねこいらず・カジリアッチ」の子孫。カジリアッチ家のならわしとして幼稚園の卒業後に船を与えられ、祖先の隠した財宝を探す旅に出たところ、にこにこ島に漂着した。
 
頭が良くて謙虚で優しい性格だが、気が弱くて忍耐力がなく、泣き虫ですぐに泣く。

 
じゃじゃまるは母と生き別れ、ぽろりは4歳ですでに独り立ち、ピッコロは家族と一緒にすんでいるのかどうか明かされていないという、子供向けの番組にしてはいささか複雑な設定ばかり。
 
一体なぜ子供向け番組でこんな設定にしたのでしょうか…?

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