彼女のカバンが半開き…その中からチラっと見えていたモノとは・・・。

2015.03.01 topics

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その後の彼女とのやり取りは一切覚えていないと言っても良い程、頭の中はパニック状態でした。
 
一つ覚えている事と言えば、目の前にあるコーヒーを飲もうとして、テンパった挙げ句スマホを飲もうとした事ぐらい。
 
奇しくも、その日は僕達が交際して2年目の記念日。
「これは絶対だ」
「Xデイは、今日だ」
そう心で完全なる予測を立て、来る逆プロポーズに備えだしていました。
 
デートも終盤の夜、ヨットハーバーのベンチに座り、海を見ながら佇む二人。
 
「ハッ」と気付きました。
 
この完璧過ぎるシチュエーションはまさに逆プロポーズにふさわしい雰囲気。
というより、この世の中にこれほど逆プロポーズに適した場所と雰囲気があるのか!?という程、完璧過ぎるセッティング。
 
夜景

ベンチ
静かな雰囲気
交際2年目記念日
 
完璧なワードが出揃うと、もう予想は確信へ変わります。
 
今か今かと彼女の「あのさ…」から始まるであろう運命の瞬間を待っていると、彼女はついにその言葉を。
 
「ねぇ、あのさ」・・・
(来たー!)

 

この後、想定とおりに彼女に逆プロポーズをされました。
婚姻届を持って来たのは、「指輪とか女の子から渡すの変だから、婚姻届持って来た」と、中々ユニークで妙に納得出来る理由。
 
そのあと、お店が閉まる直前に二人で指輪を買いにいきました。
彼女と僕は、今日で結婚して2年目の記念日です。《2015.3.1》

 


Writing by Kazuki Mase


出典:彼女のカバンが半開き…


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