「本当にいないんだな…」イチローが同僚の死に悲しむ中、事故後の初試合で奇跡が起きる。

2016.09.28 topics

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先頭打者となったゴードン選手。
彼がバットを振ると、ボールはまっすぐにスタンドへ。
初回先頭打者ホームランを達成したのです。
 
今季第一号のホームランとなったゴードン選手。
まるでフェルナンデス投手がなにか伝えに来たかのような打球に、ゴードン選手は劇的なアーチを放ち、静かにダイヤモンドを一周してチームメートと抱き合い、将来を嘱望されたフェルナンデス投手の死を悼みました。
 

 
そして、今試合を外れていたイチロー選手は7回に代打として出場。
結果、試合はマーリンズが勝利を収めました。
 
試合終了後、再び全員でマウンドに集まり、黙とうをささげ、帽子を置いて別れを告げた。
 
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イチロー選手は
 

「今日1日が終わったら、やっぱりいないんだな、という感じですね。本当なんだって…」

 
とチームメイトを亡くしたことに実感がわかなかったことを語りました。

 
その一方で、
 

「今日は特別な日でしたが、きっと普通にいつも通りやることが、彼が望むことだろうと僕はそう信じていたので…。僕ができることは今日も同じようにやったという1日でした」

 
と、しみじみ話しました。
 
24歳という若さでこの世を去ったフェルナンデス選手。
彼はMLBの歴史に残る選手とも言われているほどの実力の持ち主。
 
そんな彼の背負った「16番」は永久欠番になることになったそうです。
 
チームメイト、ファンに愛されたフェルナンデス選手。
ご冥福をお祈りいたします。

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:NYM@MIA: Gordon leads the game off with a solo homer


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