私たちの生活の中で多くの人に口にされている牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品。
それらの原料となるお乳は当然、家畜として育てられて牛たちから摂取されています。
しかし、その牛たちを育てている牧場が閉鎖してしまうと、牛たちはどこに引き取られていくのかご存知でしょうか?
金銭的に余裕があれば他の牧場へ移送されることになるのですが、ほとんどの場合が食肉加工場へと引き取られてしまうのです。
そんな運命を辿ることになった、ある一頭の乳牛がドイツにいました。
その牛の名前は「エマ」といい、生後2ヶ月ごろから乳牛としてお乳を出すために、人工授精をして妊娠を繰り返しながら、お乳を絞り出してきました。
しかし、ある時今までエマが育てられてきた牧場が閉鎖されることになり、食肉加工場に
引き取られることに。
ところが直前になってエマの運命を変える一通の知らせが送られてきたのです…。