ケリーさんはいつもどこに行っているのかが気になり、ネコの居場所を探します。
そして、ネコを保護した墓地に行ってみると、ケリーさんとネコが出会った時と同じようにネコの姿がありました。
気がついたらお墓の上にいるネコ。
時々お墓から離れることもありますが数時間もすればまたお墓の上に戻ってくるそうです。
その様子を不思議に思ったケリーさんは、このお墓について調べると…
なんとこのお墓は、このネコの飼い主さん、クンダリさんのものだったことが判明します。
このネコは、クンダリさんが生前暮らしていた家に顔を出し、彼女の子供たちから食べ物をもらい、数時間過ごした後に再びお墓へと戻るという生活を、もう一年も続けているとのこと。
この事実を知ったケリーさんはショックを受けると同時に、今は亡き飼い主さんとの強い絆を感じました。
ケリーさんはこのように語ります。
犬は忠実でネコは自由気ままというイメージが定着していますが、ネコもとても愛情深い生き物なのです。
ネコは今でも毎日飼い主さんのお墓へと通い続けているそうです。
温かい食事より、温かい寝床よりも大好きな飼い主さんの側にいたいという胸が締め付けられるようなエピソード。
そこにはクンダリさんとネコの間で結ばれた強い絆を感じずにはいられません。
Writing by S.Shingo of cadot
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