「ネコを絶対にヒモで遊ばせてはいけない」信じられない出来事に見舞われた飼い主さんの悲痛な叫び

2016.12.09 topics

sam

 

話題を集めた投稿の書き起こしです。

 

 
うちの猫が靴紐を誤飲しました。
うちの猫は本当に食いしん坊で、その食欲を抑えるのに苦労する日々でしたが、数日前からカリカリを少し残すようになりました。残すだけでなく、かなりの量を食べこぼしていました。
  
それと同時に、いつも遊んでいた靴紐が1本なくなっていることに気づきました。
昔から紐や棒状のおもちゃが大好きだったため、使い古した靴紐などでよく遊んでいました。
  
なくなった紐は1mほどの長さで太めのもの。
探しましたが見つからず、これはもしや誤飲してしまったのではと、急いでまだ開いている近所の動物病院に電話をしました(かかりつけ医は営業時間が終了していました)。
  
紐の件を伝えると、最悪死につながるので急いで来てほしいとのこと。慌てて猫を連れて行きました。
しかしその際にはレントゲンや触診等で異物の有無は確認できず、軟便剤を投与され経過観察するよう言われました。
  
それから数日しても食欲は戻らず、むしろほぼ水しか口にしなくなりました。
  
もう一度病院に相談をと思い、かかりつけ医で話を聞いたところ
「紐を誤飲するのは一番やっかい。下剤を投与しても、圧力をかけても出てこないことが多く、腸内に侵入すると開腹手術をしても取り出すのが難しい場合がある。絶対に紐で遊ばせてはいけない」
とのことでした。
  
帰宅した直後に猫が嘔吐しました。
吐しゃ物は靴紐でした。
ちぎれた状態ではなく、つながったまま30cmの長さを吐き出し、自分で噛みちぎってしまいました。
  
翌日かかりつけ医の紹介で大学病院附属の動物病院へ行き再検査してもらったところ、胃の中にあった紐の一部が小腸に侵入しているとのこと。
内視鏡が入る範囲ではあるので、口から内視鏡で紐を取り出す方法を取ってもらうことにしました。
  
レントゲンやエコーで確認できない場所の小腸の中で紐が絡まっている場合もあるので、最悪の場合開腹手術で紐を取り出し、傷んでいる腸を切り取る処置をするということでした。
  
手術の結果、70cm以上の紐がつながった状態で出てきました。
  
猫の体調も良かったため入院することもなく、現在は自宅で安静にしているところです。
  
その病院でも先生に
「紐を誤飲するのは一番危険。飲み込まないだろうという太さや長さでも猫の場合遊びながら丸飲みしてしまうことが多い」
と言われました。
  
猫に限らず犬でも紐の誤飲は大変危険だと痛感しました。
遊んだあとはペットの手の届かない場所にしっかりとしまってください。
うちの猫はかろうじて助かることができましたが、少しでも悲しい事故を減らすためにも、是非このことを広めていただければ幸いです。
  
長文にも関わらず最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

この実体験に基づいた注意喚起は多くの人に届き、様々なコメントが寄せられました。
 


 


 


 

いつも遊んでいるヒモが命を奪うことになるだなんて、思ってもみませんでした。
また、ヒモに限らずネコが興味を示すものは全て誤飲の可能性があります。
 
ネコを飼っているご家庭はくれぐれも注意しましょう。

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:Twitter


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