「もう限界なのよ…」マツコ・デラックスが日本社会の閉塞感に持論を展開。正論すぎる内容に共感の声続々

2017.02.08 topics

sam

 

まずは、男性保育士が女児の着替えを行うことの是非がネット上で議論されていた問題。
 
SNS上で「男の保育士に娘の着替えをしてほしくない」「気持ち悪い」という母親たちからの声があがったのをきっかけに、「男性保育士の仕事を奪う発言」「女が男児を着替えさせるのはいいのか」と反発する声があがりました。
 
マツコさんは多くの自治体が待機児童問題を抱えている現状において、
 

 
「全部クレームを入れてたら、そんなに世の中すべての人が100%満足できる形なんてないわけじゃん。心配してるのはわかるんだけど、まずはもっと大きな問題になってるところを解決する上で、男性保育士さんになってもらわないと困るわけだし」
 

 
とコメント。
 
待機児童が多い現状の中、こうしたクレームは問題解決を遠回りさせることを懸念しました。
 
また、某コンビニ店がアルバイトの女子高生が病欠して代わりを探さなかったことを理由に店側から減給制裁を受けたことが話題となっていった問題には、

 

 
「子どもたちに関わることで1つでも問題点をクリアにしていこうっていうことには異議はない」
 

 
としつつも
 

 
「労働ってそんな簡単なことじゃなくて、ブラックってよく言うけどブラックかホワイトっていう問題でもない。ほぼグレーでみんなやってるわけじゃない? そのうやむやの中でみんながバランスを取りながら労働をしていくっていうのが社会。そこを全部、四角四面に労働基準法というものだけで判断をしてやったときに、はたして社会って成立するのかな」
 

 
とコンビニ店側の対応の強行ともいえる対応に疑問を投げかけます。
 
そしてJASRACの音楽教室の楽曲使用への著作権料徴収の問題に話がおよぶと、
 

 
「今日はなんか全体的にそんな話になっちゃってるけど、たぶんこういう重箱の隅をつつくようなことだったり、いろいろ文句を言わないと、もうみんな限界に来てるんだろうね、いろんなものが」
 

 
と嘆息。

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