USJに近付くにつれ、渋滞はさらにひどくなっていきました。
彼は、ハンドルを何度も叩き、イライラがマックスの状態に…
もちろん、車内の雰囲気も最悪で私も既に無言。
沈黙と、彼が舌打ちをしながらハンドルを叩く音だけが車内に響き渡る中、最高のクリスマスが最悪のクリスマスに変わる瞬間がついにやってきました…
少し渋滞が緩和し、低速ではあるものの車が流れ出した時です。
前を走る、シルバーマークを付けた軽自動車が一台。
その車とさらに前の車とは、車間が2台分程空いていたのです。
私は少し嫌な予感がしましたが、その予感は見事に的中。
彼は、イライラが爆発したかの様に、クラクションを鳴らしながら
ジジイ遅過ぎだよ!ドケ!
ノロマは遠慮して端っこ走れ!
と大声で怒鳴ったのです。
私は、その言葉と彼の態度を見て、もう我慢出来なくなってしまいました。