病院へ通うことになった道雪さんは、担当の先生から言われた言葉が彼女の気持ちをスッと楽にさせました。
「実は大人もね、1+1がなんで2になるかわかんないんだよ」
確かに改めて言われてみればそうかもしれません。
誰もがわかったふりをしている。
根本的には解決できていないのです。
それでも、私たちは「なるものはなる」と自己暗示をかけて日々を過ごしているのでしょう。
自信を取り戻した道雪さんは、その後「なるものはなる」と自分に言い聞かせ遅れた分を取り返したそうです。
そして、何か失敗したり、忘れていたものがあれば、あの魔法の言葉が救ってくれるのだとか。
「まあ、いっか」
強迫神経症の怖い部分は、不安や不快に思っていることが浮かんできて、それを無理に打ち消そうとすることによって、無意味な行為を繰り返してしまうことにあります。
そうなると、道雪さんのようにパニックを起こし倒れてしまうことも。
他の人からしたら、大したことではないのかもしれませんが、本人にとって、それは大問題。
もっと楽に考えられるようにと、周りのサポートも必要です。
それにしても、最後のオチ。
「やはり私は天才だったかーー」
人間、何で救われるか分かりませんね(笑)
Writing by S.Shingo of cadot
出典:Twitter
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