Marie Robinsonさんの投稿 2017年4月1日
「ジャックにもう一度会いたい」
マリーさんが切なる祈りを墓前に捧げた直後のことでした。
一匹のコマドリがどこからともなく現れジャック君のお墓の上にとまります。
そしてマリーさんが手を差し出すと、怖がる様子など微塵も見せず、そっとその手のひらに舞い降ります。
感極まったマリーさんは、声をつまらせ涙を流します……。
「コマドリはじっと私の顔を見ていたかと思うと、私の肩にとまり、私を二回軽くつつきました。ジャックからのメッセージだと受け止め、涙が出ました」
彼女は後にこの時の出来事を、そのように語っています。
さらに、マリーさんによればジャック君が生前使っていた枕にはコマドリがプリントされていたといいます。
果たしてこれは、ただの偶然なのか? それともジャック君が小鳥となって会いに来た?
残念ながら、それは誰にもわかりません。
しかしながら、この出来事が息子を喪って癒えることのない深い嘆きの中にいるマリーさんの心を慰め、希望を与えたことだけは事実です。
そしてコマドリは、マリーさん一家に笑顔を届けました。
まるでジャック君がそれを望んでいたかのように……。
大切な家族を喪った悲しみが簡単に癒えることなど、ありえません。
それでも生きていれば、また希望や光を感じることだってきっとできるはず。
小さなコマドリがマリーさん一家に運んできた奇跡、あなたは何を感じましたか?
Writing by S.Shingo of cadot
出典:Facebook
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