米サウスカロライナ州にあるショッピングモールの駐車場。
その片隅に一匹の小さな犬がゴミ箱につながれた状態で捨てられているのが見つかりました。
心無い人間によって捨てられてしまったワンちゃん……。
本当に気の毒ですが、驚くべきことにワンちゃんのすぐ隣にはこのような書置きが残されていました。
“「子犬無料です。名前はスクーターと言います。今日、飼い主は刑務所に行きました」”
なんと飼い主は刑務所に行くことになり、この子犬、スクーターを飼うことができなくなったというのです。
犬にはなんの罪もないのになんと気の毒な…。
この話を聞きつけた地元の保護団体の創設者であるポーラさんが、スクーターをすぐに保護。
こうしてスクーターを引き取ったポーラさんですが、彼を一目見てある疑問を抱きます。
それはどうやらスクーターがとても大切にされていたらしい、ということ。
スクーターの体はとても綺麗でノミもおらず、高価なキャリーバッグに高価な首輪、ドッグフードが添えられていて、愛情をめいっぱい受けて育てられていたと想像できたのです。