少なからず何かを怪しみ、血の上っていた私は、その鳴き声とあまりにも小さなその体とぱっちりとしたウルウル目に脱力。
どういう事?
何で家に犬がいるんだよ?
そう逆に驚きながら妻に聞きました。
ゴメンね。
この子、昨日パート先の駐車場に捨てられてたの。
そんなつもりはなかったんだけど、可哀想で見捨てる事が出来なかったんだ…
言い訳になるかもしれないけど、私もあなたがいつも出張で家に居ない時一人で寂しいから、この子の気持ちが分かる様な気がして。
明日帰って来るって言ってたから、それまでに何て説明しようとか考えようと思ってたんだけど、まさか今日帰って来るなんて知らなかったから…
飼っちゃダメかな…?
子犬のウルウルした目と、妻のウルウルした目を見ればダメなんて言えるはずもありません。
妻を驚かせようと企んだ計画でしたが、逆に自分が驚かされる結果となったこの日、何よりも大事な家族が一員となった日でもあります。
今では、私が出張中の心強い番犬として、妻の寂しさを埋めてくれる大事な家族です。
Writing by Daisuke Kabeya
画像引用元:http://www.webernote.net/lifehack/unlock.html
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