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前日のいつもと変わらないデートで一つだけいつもと違った事。
それは、この1年8か月の間、一度も怠った事のなかった花束のプレゼントがなかった事だったのです…
 
気にしていただけに、この彼からのLINEは私の心の不安を決定付けさせるモノでした。
 
あぁ・・・やっぱり。
私、フラレれちゃうのかな。

 

 
ゴメンな。

もう、花束は終わりにしたいんだ。

 

 
 

突如届いた彼からのLINE。
昨日まで何も変わりなくいつも通りだっただけに、あまりにも意表をつかれ呆然としていました。
 
すると、数分後さらに彼からLINEが…

 

 
今近くにいるから、家の前の公園まで出て来て。
どうして終わりにしたいか、ちゃんと話すから。
 

 

そう、短い2通目の短文LINEが届きました。
 
今まで、喧嘩や言い合いはした事はありますが、彼がこんな深刻な雰囲気になった事はありません。
信じられない気持ちでしたが、もしかしたら振られちゃうのかな…そう思いながらもちゃんと話をしようと自宅の外へ出る事に。
 
憂鬱な思いで外に出て、いつも一緒に遅くまで二人でいた公園へ。
すると、そこで彼は既に待っていました。
 
重い足取りで彼に近付くと、何やら彼の足下には大きな物体が…
その物体の正体は、さっきもう終わりにしたいと言っていた大量の花。
 
何これ!?と、驚く私に彼は、

 

 
スゴいだろ!
 
驚かせたくてさ。
変な呼び出し方してゴメンな。
 
とりあえず、この花の事は一旦置いておこう。
 
話があるんだ・・・
 
あと10分ちょっとで1年9ヶ月の記念日になる。
これまで、お前にずっと花束を渡して来たけど、それは彼女としてだ。
これからは、俺の奥さんとして毎日一緒にいてくれないかな?
 
今日は、いつもの花束は渡さないけど、これを受け取って欲しい。
 
俺と結婚してくれ!
 

 

彼が花束の変わりに手渡してくれたのは、婚約指輪…
私を驚かせようと、サプライズでプロポーズをしてくれたのです。
 
あまり状況が把握出来ていない私は、頭が真っ白…でも、既にたくさんの涙が目からこぼれ落ちていました。
 
そんな私をよそに、彼は続けて足下の大量の花の事を話始めました。
 

 

 
「いつも同じサイズで同じ本数だね」
そう言ってただろ?
 
それはさ、最初からこのプロポーズをするために揃えてたんだ。
 
今まで1年8ヶ月の間同じ本数の花束を渡して来た。
それを全て合わせると、ちょうど1000本になるんだ。
 
その今までの1000本…ここに、ちょうどその1000本の花がある。
 
ちょっとさすがに持てなかったから友達に協力してもらって運んだんだけどね(笑)
 
カッコ良くはないかもしれないけど、多分、今このタイミングでお前は世界で一番花をプレゼントされた人だと思う!
 

 

そう顔を赤くしながら花の意味を話してくれました。
 
私は、もしかしたら別れるのかと思い落ち込んでいましたが、まさかのプロポーズに感激しました。
予想した結末の落差が大きかった分、余計なのかもしれません。
 
そして、何よりも嬉しかった事…
それは、付き合う時に約束した言葉を彼がしっかりと覚えてくれていた事です。
 
私は、彼と交際をスタートする際に、「いつか結婚しようね」と言われ、こう話していたのです。

 

 
私にプロポーズする時は、その瞬間だけでも私を世界で一番にしてよね!
せめて、100本以上の花束は用意してよー。
 

 

そんな事を冗談半分で彼に話していました。
100本どころか、その10倍もの綺麗な花でプロポーズをしてくれた彼。
 
どんな些細な約束でも決して破らない彼だからこそ、心から信頼出来るパートナーになってくれると決心し、二つ返事で答えました。

 

 
はい、これからもよろしくお願いします。
 

 
 


Writing by Yumi M


画像引用元:http://dot.asahi.com/aera/2013012900016.html


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