男手一人で育ててくれた寡黙な父…結婚式に招待するも「行かん」の一点張り。しかし突如として披露宴に現れた父の”その姿”に会場中が驚いた。

2015.06.23 topics

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私は、6歳の頃からずっと父と2人暮らし。
 
お母さんとお父さんと私。
いつも仲良しで笑顔の絶えない家族だった。
しかし、ある日を境にお父さんは笑顔を失ってしまったのです。
 
それは、大好きなお母さんがいなくなった日。
私のお母さんは、私が6歳になった誕生日の次の日に乳がんで他界しました。
 
それまでは、よく笑い、そしてよく喋る父でした。
しかし、母を失った悲しみからなのか、人が変わったかのように寡黙な性格になってしまった父。
 
とは言え、穏やかで優しい性格は変わらず、黙ってはいてもいつも私を見守り、そしてその後再婚する事もなく男手一人で私を育ててくれました。
 
そして、ついに私がお父さんの元から巣立つ時がやって来たのです…。
 
大学から交際を続けていた彼と入籍し、結婚する事に。
 
結婚を承諾してくれた父ですが、やはり快く思っていないのか、結婚式に来て欲しいとお願いをしても頑なに拒否し続けるのです。
 
チャペルは彼と2人だけで海外で挙げていたので、披露宴だけは絶対に参加して欲しい。
式もだんだん近付き、何としも父に来てもらいたい私は、何度も何度も父にお願いします。
 
しかし、
 

 
そんなもんは行かない。
勝手にすればいいじゃないか。
 

 

この一点張りでした。

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