路肩に停車中のスモークが掛かった軽自動車。不自然に揺れている車体に気付いた警官が中を覗き込んで見た物とは…

2015.06.28 topics

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急いで救急車を呼ぼうとしたタイミングで、車の持ち主である母親が戻ってきました。
そして、何を言い出すかと思えば第一声はこの一言。

 

 
ちょっと!!
何してるんですか!?
 
私の車がグチャグチャになってるじゃない!
どういう事なの!?
 

 

この第一声には警官という立場である私もさすがに怒ってしまい、道の真ん中でこの母親に怒鳴り声を挙げて説教。

 

 
そんな事言ってる場合じゃないでしょ!!
 
あなたの子どもが車の中のゆでダコ状態になって死にかけてたんですよ!
 
こんな真夏にエンジン切って窓を閉め切って鍵まで締めて放置するなんて何を考えているんだ!

 

 

この言葉には母親も驚き、まさかといった表情。
 
何でも、話を聞くとすぐ裏にある郵便局で郵送の手続きを行っていたそう。
ほんの15分~20分程度だから大丈夫だろうと安直な考えだったとの事です。
 
これらの対処が警察官として正しかったとは言えないかもしれませんが、一刻も早く子ども達を救う事が出来た事はよかったと思っています。
 

これから訪れる、夏期。
今年も、各地で猛暑が予想されます。
 
たった15分の、その”たった”が子ども達の尊い命を奪う事となる事を深く認識して頂きたいと、当時のこの出来事を綴ったメモを振り返りながら再度強く呼びかけたいと思います。

 


Writing by Katase Ryozou


画像引用元:http://news.livedoor.com/article/detail/9282151/


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