するとこの女性、おかしな事を言い出したのです。
それも、何故か声を掛けた同僚ではなく私の方を見て…
へー。
私でいいの?
この意味深な言葉に加え、何故か私を見る女性。
酔って焦点が定まらない中、だんだんこの女性の顔に見覚えがある事に気付いたのです。
知らんぷりはやめてよー?(笑)
この含みを得たような半笑いで掛けられた言葉で、やっと正気に戻ったのです。
彼女は、私の妻の姉。
しかし妻の姉も東京都内に住んでいるので、そこにいるはずが無いのです。
話を聞くと、妻の姉も仕事の出張で福岡に滞在していて、接待の帰りなんだとか。
このあり得ない偶然に憎しみさえ感じました…