メール原文

私のお父さん

感動する話かはわかりませんが、私の家族での出来事を記事にしてもらえたらなと思い、送らせてもらいました。よろしくお願いします!

私は今高校生なんですが、昨年に我が家でちょっとした事件がありました。お母さんとお父さんと3人暮らしですが、昨年の今頃私はかなりの反抗期でした。その頃はお父さんに向かって死ね!とかキモいクサい!なんて毎日罵倒していました。

私のお父さんはもの静かで怒ったりはしないので一方的に私が悪口を言い続けていた感じです。何にも考えていなかった私は毎日の様にお父さんに向かって酷い事を言っていました。登校前の急いでいる時にお父さんが洗面所で裸になっている姿を見て思わず「最低死んで」と言ってしまい、その日からお父さんが家に帰って来なくなったんです。

最初の1週間?くらいはいない事にすら気付かなかったんですけど、お母さんに「あれ?お父さんいなくない?」と聞くと「連絡無いのよね」としか言わず、どこか悲しそうな顔をしていました。始めはせいせいした感覚でしたが、日が経つにつれて気になって仕方なくなり「もしかして私のせい?」と心配するようになりました。死ねとか言ったから?毎日お母さんに「お父さんから連絡来た?」と聞くようになった私はその頃から自分の言った最低な言葉に後悔していました。お母さんは、何度聞いても悲しそうな顔をして「音沙汰ない」の一点張りだったので私もどうしていいか分からない毎日を送っていました。

そして丁度半年くらいたった時に、バイトから帰宅すると家の玄関にお父さんの?靴らしきものがあり、私は嬉しさのあまり走って行ったんです。でも、そこにいたのはお客さん。と思ったら、それがなんとお父さんだったんです!しかも、見違える程イケメンになってるお父さん!笑変わり果ててて全然見た目が違うので全く気付かなかったんですが、「よお、久しぶりだな」と紛れも無くお父さんの声でした!わけがわからない私をよそに、お父さんとお母さんが笑いながら、「騙しててごめん」と。は?と聞くと、お父さんが「お前が酷い事言うから改心したんだよ!お前とデートもしたいし何より、俺の腹風船だったからな!酒も月1本に制限して飯は一日一食で個別ジム通ってさ。お前を驚かせる為にお母さんに協力してもらってたんだ!ホテル暮らしだったから、着替えとか差し入れ持って来てもらったりしてな!」お父さんが生きてた事と、信じれない見た目の変貌に驚いていると、お父さんが「おい!週末デートだぞ!」と笑いながら言うお父さんの顔を見て思わず涙が出てしまいました。言い過ぎてた自分を反省したのとそんな私のために頑張ってくれたお父さんをすっごくカッコ良くて尊敬出来るなって見直した出来事です!でも、今少しリバウンドしかけてます!笑家族で読みたいので、よければ記事にして下さい!よろしくお願いします!

編集部 Pick Up!