メール原文

感動する話が多いカドさんですが、私の体験談を是非取り上げて頂けないでしょうか?
本音を言うとあまり思い出したくないのですが、出来れば世の中の女性が一人でも私の様な思いをされないためにもお願いします。私は現在大阪府大阪市に住んでいます。元々は福岡の出身なのですが、就職と同時に大阪へ引越してきてずっと一人暮らしをしています。大阪に来てすぐの話ですが、まだ友達も周りにいない頃一人でよく行っていた居酒屋の男性とすごく仲良くなり連絡を交わす間に付き合う事になったんです。お恥ずかしい話ですが、凄くイケメンだった彼に夢中になっていた私は毎日彼と一緒にいるようになり、私の自宅でほぼ毎日一緒にいる様になっていました!友達がいなかった事もありますが、平日休日関係なく彼と過ごす毎日で、その頃は幸せでした。でも、交際期間が1年を超えた頃から彼の様子が豹変しだして、彼への見方が少し変わって行ってしまったんです。会社の飲み会や、徐々に友人が出来、彼以外とも飲みに行く私に極度の束縛をしだした彼が、少し恐くなり結局私から別れを告げました。別れる時も喧嘩も言い合いもせず、意外とすんなりと受け入れてくれました。彼と別れて7ヶ月程経ったその日に事件が起きました。いつも通り仕事を終えて帰宅し、部屋で寛いでいる家に誰か訪ねて来たんです。ピンポーンとなったのでアイホンの方へ。23時過ぎだったので、こんな時間に誰かなって思ったら玄関に立っていたのは元カレでした。その時は、元カレに対して変な感情もなく、寧ろ良い思い出の人だったので普通に接したんです。「どうしたの?しかもこんな時間に」ごめん!てか携帯の番号変えただろ?掛けたけど繋がらなくてさ!「で、どうしたの?」忘れ物してたの思い出して取りに来たんだよ「え?何も忘れ物なんて無いよ?」いや、あるんだよ!てか寒いからとりあえず入れて!取ってすぐ帰るからそう言いはるので仕方なく家に上げる事に。よほど小さな物なのか部屋の隅にでも置いたものなのかな?なんて思っていると元カレは工具のような道具を取り出して寝室へ。寝室にそんな忘れ物などあるわけがないのは分かっているので、「何よ?そんなとこに何も無かったよ?」と、引き止めようとしました。すると、いや、あるんだよ。『付き合ってた頃、ここに盗聴器付けてたから』『お前の事信用できなかったから、寝室に盗聴器セットしてたんだけど、外し忘れちゃってさ』「え・・・?今何て・・・?」その瞬間、頭が真っ白になり元カレが何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。唖然とする私をよそに、彼は寝室のコンセントを外して中から何かをとりだして行ったんです。しかも徐々に押寄せる恐怖のあまり崩れ落ちて動けない私を見て「ごめんごめん!まぁ普通の事だから気にするなって」と言い放って出て行きました。暫くその場から動けなかった事を覚えていますが、すぐ警察へ通報して元カレの事を話しました。警察には呼ばれた様ですが、結局全て証拠隠滅をしていたため何もお咎め無しだったようです。この事件があってからその家には恐くて住めなくなり、今は引っ越していますが時々その時の事を思い出すだけで震えが止まりません。元カレの印象は、そういった事をする様な人には一切見えなかった事という事です。だからこそそのギャップに騙されていました!私だけでなく世の中には盗聴器やカメラに気付かず生活をしている人が多くいると聞きました。私のこの体験を取り上げて頂く事で女性の意識が高まり少しでも多くの被害を無くせる事を祈っています

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