メール原文

こんにちは。カドさんいつも楽しく見てます!
私自身の話になるのですが、私が高校1年生の15歳の頃の話です。よければ記事にしていただきたいです。当時は学校が楽しくて、毎日楽しく過ごしていました。お付き合いする男性もいて、毎日が充実していました。でも、ある日私の日常が一変してしまったんです。当時付き合っていた男の子との間に子供ができてしまったんです。妊娠に気づいたのは妊娠後役2か月でした。生理もこないし、毎日生理前のような症状でおかしいと思い診てもらったら妊娠していました。お付き合いをしていた男性は、違う高校の方だったのですが、私が人した事を告げると音信不通になってしまいました。お宅まで伺っても親御さんからは、いないの一点張り。私が妊娠したという事実は伏せていたのでしょう。お腹に子供ができたので会わせてくださいと言おうかとも悩みましたが、なんだか男性への気持ちが冷めてしまい、信用できなくなり止めました。でも、お腹に宿った子を、私はすでに愛していました。中絶なんてしたくない…産みたい…と思っていました。
どうすれば良いのかわからなくなってしまった私は、母に相談する決心をしました。私の両親は、私が小学生の時に離婚し、私は母の元にいました。思春期の私を女手一つで育ててくれた母。母の心を裏切ってしまったようで、後ろめたい気持ちがあったのでしょう。母を目の前にすると、手が震え、声が出ないのです。気持ちを落ち着かせて覚悟を決め、ありのままを母に伝えました現在妊娠2か月である事相手の男性は妊娠した事を告げたら音信不通になってしまった事。その事から男性への気持ちが冷めてしまっている事。でも、産みたいという気持ちがある事。全て正直に私の気持ちも伝えました。私は母の答えを色々想像していました。
中絶しろというのか、相手の男性のところに怒鳴り込みに行くのか。しかし、私が想像していた答えと母の答えは全然違いまし最初こそ驚いた表情はしていたものの、母は涙ぐみながら私の話を何も言わずに黙って聞いていました。私が話を終えた後、しばらくの沈黙が続き重苦しい雰囲気に包まれていましたしばらくすると母が重い口を開きました。あんた…その子を幸せにできるの?その母の問いに、私は正直に答えました。わかんない…でも幸せにしたいと思ってる。
自信はないけど、私はこの子を愛してる。産みたい!
それだけははっきり言える。すると、母はにっこりと笑いこう言うのです。そうか、なら産みな。
あまりにも驚きの答えに私は思わずこう言いました。え!?いいの??堕ろせって言わないの?何で笑っていられるの?すると母は「子供の幸せは親が決めるんやない。その子が決めるんや。子供が最初に感じる幸せは生まれたことに感じるんや。あとはあんたの母の愛があれば大丈夫や。」私はその母の一言に涙し、お腹の子を産む決心を固めました。私一人では危険だと母が同居してくれることになりました。高校も辞め、パートに明け暮れる毎日。出産後の働けない間も生活できるように節約と貯金もしました母も援助してくれたおかげでなんとかやっていけました。私は16歳になり、迎えた出産…幸い大きな問題もなく安産でした。生まれたのは2559gの元気な女の子でした。私は母と同じく女手ひとつでしたが、精一杯の愛を込めて育てました。そんな娘も現在は成人し、先日結婚式を挙げました。結婚式の前日、娘は涙ぐみながらも、必死に微笑み、私にこう言いました。お母さん、私を産んでくれてありがとう!この一言に私は泣き崩れてしまいました。私は泣きながら娘に謝ることしかできませんでした。ごめんね!ごめんね!ダメな母親でごめんね!しかし、娘は私を抱きしめながらこう言いました。お母さんはダメな母親じゃないよ。私を産んでくれてありがとう。
お母さんの子供に生まれることができて私幸せだよ。この一言を聞いた瞬間、娘を産む前に母に言われた一言を思い出しました。子供の幸せは親が決めるんやない。
子供が決めるんや。私は娘を幸せにできていないと思っていましたが、あの日母が言った通り、この子は私の子で幸せだと言ってくれていたのです。翌日、娘は幸せそうな笑顔で嫁いで行きました。私のとった行動は正解だったかどうかはわかりません。しかし、若いうちに妊娠してしまった全ての女性に中絶をする間にもう一度冷静に考えて欲しいと思います。その子を幸せにできないと勝手に思っていませんか?その子の幸せって一体何ですか?中絶をしてしまっても誰もあなたを責めないでしょう。しかし、あなたは一生後悔することになります。ただ、私のように娘が幸せだと言ってくれる可能性がある。そのことだけでも知っていただけたら幸いです。
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