『拍手と感動の声』JAL機長が突如始めた乗客への着陸アナウンス。乗客全ての心を鷲掴みにした、機長のアナウンスとは?

2015.09.06 impression

sam1 のコピー

 
 

 
乗客がチラホラと笑い始めます。
「これらの秘密の扉ですが、たまに見つけて入り込んでしまい、迷子になってしまうお子様がいらっしゃいます。
 
もし、お子様が迷子になってしまい、見つけられない場合は、お近くの客室乗務員にお知らせください。
いったん皆さまに当機をお降りいただき、CA、パイロット総出で大捜索いたします。
 
そして見つかった際には・・・
いったん、日本航空でお預かりし、10年後に立派な客室乗務員、またはパイロットとしてお返しいたします」
 
(乗客笑顔)
「えー、昨年の夏休みには、7名のお子様が迷子になり、現在、日本航空でしっかりと訓練中でございます。
最後になりましたが、このように日本航空が業務を続けていけるのは、本日の444名の乗客の皆さまをはじめ、国民の皆様のおかげでございます。
誠心誠意、社員一同頑張って参りますので、今後とも日本航空をよろしくお願い致します」
(乗客一同、感動)
 
「それではまもなく成田国際空港に着陸いたします」
 
日本人パイロットによるこんなにユーモアのあるアナウンスは、初めて!
最初はふつうに『ふんふん』と聞き流している程度でした。
しかし、どんどん周りの乗客が耳を傾けており、最後は全乗客そのアナウンスに聞き入ってしまいました。
私は二階席でしたが、一階席では、笑い声や拍手があったようです。
アナウンスが終わった後、私と妹はもちろん拍手。
ほんとうに心温まるアナウンスでした。
この方は、会社の経営状態が悪くても、会社の信用回復のために、会社を愛して仕事をされているんだと思います。
それがとても伝わりました。

 

 

ユーモア、センスも長けており、乗客に感謝の気持ちを忘れない心温まるアナウンス。
こんな経験をしたら、また日本航空の飛行機を利用しようかなって思いますよね。
 
皆さんも、日本航空の飛行機を利用するときは『着陸のアナウンス』に耳を傾けてみてください。
こんなアナウンスを聞いてしまったら、ファンになってしまうこと間違い無しです☆

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:ゆるゆる倶楽部


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