4歳で両足を失った「バスケットボールの少女」どんな状況にも負けず果敢に生きる彼女の姿に世界中が涙する

2015.11.20 impression

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「バスケットボールの少女」と呼ばれていたチエンさん。
 
彼女の一生懸命に、力強く生きる姿はネットを通して全国に広まりました。
そして12歳になった時、とても信じられないことが起きます。
 
チエンさんはなんと、再び足を手に入れることができたのです。
これは、彼女の姿を見た中国中の人からの寄付金によるものでした。
 
彼女は初めて、身体に合わせて作られた補装具を身につけることができたのです。
 
3
 
チエンさんはその後、様々な困難がありましたが、中国初の障がい者の水泳チームに入りました。
 
しかし、体が思うように動かず、
 

 
「他の子たちよりも泳ぎを習うのは難しかった。全く浮かべなくって、どんどん沈んでしまって。」
自分の体について、悩むこともあったようです。
 

 
それでも諦めずに努力をやめなかったチエンさんは、2年後の2009年に全国大会に出場し、なんと優勝を獲得したのです!
 
それが生まれて初めての金メダル。
その後も大会に出場し続けたチエンさん、昨年の9月は100メートル平泳ぎでも金メダルに輝きました。
 
4時間のトレーニングを毎日こなす彼女、今の夢はパラリンピックへの出場だと話します。
 
4
 
チエンさんは、現在20歳。
新しい義足を身につけてうれしそうな様子ですが、彼女は今でもバスケットボールを持っているそうです。
 
昔からの馴染みでもありますが、プールから出る時は、ボールの方がずっと楽なんだそうです。
 
5
 
貧困と障害、困難な運命に負けることなく、自分なりの道を突き進んでゆくチエンさんの姿は、世界中の障害を持つ人たち勇気を与えます。
 
上記で紹介した写真、どれを見ても笑顔でいるチエンさん。
彼女のように強い心と信念を持っていたら、どんな高い壁であろうとも、難なく乗り越えられるでしょう!

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:Qian Hongyan歳で両足を失った「バスケットボールの少女」果敢に生きる彼女の夢とは


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