キャロラインさんの早産は子宮内の炎症によるものでした。
24周目で生まれてきた超未熟児の赤ん坊は呼吸をほとんどしておらず、心拍も10秒に一回しかありません。
医師はこの赤ん坊に残された時間は20分前後であることを、夫婦に告げます。
キャロラインさんと夫は、我が子を抱きながら、これが最後になると知り涙を流したそうです。
キャロラインさんは当時のことをこのように語ります。
「私はその時、せめて最後は温かくしてあげたいと思いました。よくわからないけど直感的な思いです。私は赤ん坊を包んでいたブランケットをとり、自分の胸に抱きました。」
我が子との最後の時間をとても愛おしく感じていたキャロラインさん。
その後、信じられない事が起こったのです。