ホルスティ巡査がドアを開けると、目の前には想像を絶する光景が広がりました。
動物の糞がいたるところにあり、食べ残しやゴミ、雲の巣、それに何千ものゴキブリが中にはいたのです。
しかし、一番驚いたのはその中に6歳の女の子を見つけた時でした。
飢えた状態で、身につけていたものはオムツのみ。
ゴミに囲まれた状態の中で発見されたのです。
ホルスティ巡査はその時のことについてこのように語っています。
「部屋に入ると彼女の目は大きく見開いており、驚いた様子でカニ歩きで部屋の隅へ移動してうずくまり、唸り始めました」
この家の中から見つけられた子の名前はダニエル。
彼女はすぐに病院へと連れて行かれることに。
彼女の行動はまるで生後6ヶ月の幼児のようだったといいます。
彼女は生まれてから親の愛情を一切受けることなく、ここまで育ったのです。