そして、3日後、母の容態が急変したと電話を受け、すぐさま病院へと駆けつけます。
なんとか死に際に会うことができましたが、母の意識はもうなく、見守ることしかできませんでした。
そしてしばらくし、心肺停止。
亡くなったことが告げらます。
覚悟はしていたのですが、これまで自分たちのために働き続けてきてくれた母の死に、涙せずにはいられませんでした。
次男、三男もギリギリで病院に駆けつけ、何とか立ち会うことができ、全員で号泣。
すると、看護師さんから一枚の手紙が渡されます。
宛名は私。
母からの手紙だった。
『◯◯へ
心配かけてごめんね。
この手紙を読む時は、私はもうこの世にいないでしょう。
色々迷惑かけて、貧しい思いをさせてごめんね。
3人とも、悲しい顔はしない。
みんなの悲しい顔を見ないためにも、私はずっと笑顔でい続けたんだから、最後も笑顔で見送ってね。
心配かけてごめんね。
この手紙を読む時は、私はもうこの世にいないでしょう。
色々迷惑かけて、貧しい思いをさせてごめんね。
3人とも、悲しい顔はしない。
みんなの悲しい顔を見ないためにも、私はずっと笑顔でい続けたんだから、最後も笑顔で見送ってね。