以下池田さんの記事の引用となります。
「何もできないという価値」
今日もお皿も洗えずに子どもたちと寝る。
夜中に起きて、山になったシンクから
なるたけ音を立てないようにと洗っている最中、
1歳の次女がグズグズと起き出す。
ヨシヨシと声をかけておっぱいを飲ませると、
すやすやと寝る。
仕事をしようとパソコンに向かうと、
またグズグズッと泣き出す。
オッパイをコクコクと飲み、スヤスヤと寝始める。
よしよしとまたパソコンに向かうと、
10分もしないうちにまたグズグズッと動き出す。引用:okaasan.net
「はーい」と返事をしてきりがいいところまではと
パソコンに向かうと、ピーピーと泣き出した。
「ハイハイ、ゴメンネー」と、
パソコンに向かうのは観念して横になる。
頭の中は仕事のことでいっぱいだが、
一度仕方ないと観念すると、
娘の手の動きや様子が見えてくる。
コクコクとおっぱいを飲みながら、
小さな手を伸ばして私の顔を触る、鼻をつまむ。
決してマッサージのように心地よい触り方ではないけれど、
観念した私には、お母さんの心が広がっていく。
あー、と愛おしくなる。
また今日もなにもできんかった。引用:okaasan.net