『私、整形したい』高校生の娘からの突然の相談。悩みに悩んだ末に答えた、父親の返答とは

2015.02.16 impression

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「お前はお母さんを知らないけど、お母さんの想いでもあった」
「心が綺麗な子に育ってほしい」
「そういう人が一番、美しい人だからって」

 

 

 
美しさとは、なにか。
必死に言葉を探しながら、娘に伝えます。
 

 
「女性はどんどんメイクも上手くなるし、いくらでも綺麗になれる」
「だから、今整形をして顔を変えなくたって、これから自分次第でいくらでも綺麗になれる」
 
「でも、素敵な女性になるためには、見た目の部分だけ綺麗になっても意味がない」
「中身が伴ってないと、顔が綺麗になったとしても、人から素敵な人だとは思われない」
 
「だから、良い女性になる為に顔を変えればいいなんて、簡単に思うのはやめよう」
「そんな安直な方法じゃなくて、人として魅力的になる為にどうすればいいか、ちゃんと考えてみよう」
「そうやって自分を磨いていく事が、お前を素敵な女性に変えるから」

 

 

 
こんなに真剣に話をしたのは、初めての事。
話を聞いた娘は涙を少し流しながら「ありがとう」と言い、それ以来整形をしたいとは一切言わなくなりました。
 
顔を整形すれば、人生が変わる。
そんな風に思っている若者は、もしかしたら少なくないかもしれません。
 
もちろん、整形が自分にとって一番の方法論である人もいると思います。
本当にそれでコンプレックスが解消されて、晴れやかな気持ちになれる人がいるのも事実です。
 
でも、人として大切な部分を見落としながら、「整形さえすれば…」と思って踏み込むのは、やっぱり少し違うと考えています。
その大切な部分を見落としていたせいで、人生が変われなかったら・・・
「整形したのに」と、今度は整形までしたのに変わらない事に苦悩をする事になるのではないでしょうか。
 
まずは、自分自身が大切にしなければいけない事を、しっかり見つめ直して、大事にしていく事。
それが人として美しくなる、一番の方法論ではないでしょうか。
 


Writing by Yuki Kato of cadot


メール原文


画像引用元:kin-no-ito.info


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