「パパ、知ってる? 」4歳の娘が”死んだはず母親”を発見したと…その一部始終を娘から聞かされ泣き崩れた

2015.03.03 impression

shosih1

 

いつも私は、朝6時に家を出て、帰宅は23時を回る多忙の毎日。
経営者という職柄、どうしても忙しい日々が続いていました。
 
元妻も、そういった多忙の私に愛想を尽かしての行動だったのでしょう…
休日とは言え、不定休な上に休みでも自宅で仕事を消化していた私は、ろくに娘をどこかへ連れて行ってあげたり、遊んであげる事もしていなかったと思います。
 
一切ワガママを言わない娘に、安心していたのかもしれません。
元妻が家を出て、私と娘、祖母でのこの様な「すれ違い生活」を過ごす様になって2年が過ぎようとしたある日、それまでの生活と私の意識をハッとさせる大きな転機が起こったのです。
 

いつも通り仕事を終え、23時過ぎに帰宅しリビングへ向かうと、ソファーに娘が腰掛けてまだ起きていました。
 
私:こら、何でこんな時間まで起きているんだ?おばあちゃんは?
娘:お帰りなさいパパ。おばあちゃんと一緒に寝たんだけど、お部屋抜け出してパパを待ってたの。
私:何時だと思ってるんだ。早くおばあちゃんの所へ行って寝なさい。
娘:…
私:どうしたんだ?
娘:ねぇ、パパはママと最近いつお話した?
私:…ママは天国へ行ってしまったから、もうお話は出来ないんだよ。
 
私は、疲れていた事もあり少し適当に対応してしまいました。
 
娘:天国ってどこにあるか、パパは知ってる?
私:雲のずっとずっと上だ

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