運転が大の得意だった義父が「死ぬまで乗る」と言っていたのに突如免許を返納…その理由に胸が熱くなる

2017.02.16 impression

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投稿者さんの義理のお父さまは、長年タクシーや専属運転手としてお勤めされてきた男性。
 
71歳になり、以前のように運転できなくなったので免許返納を決断されました。
投稿者さんによれば、義父の運転にはまったく不安はなかったのですが、

 

 
「運転中に動体視力と注意力が以前より落ちたと感じたことが去年一年で二度あった。
無事故のうちに運転を卒業したい」
 

 

と本人は決断をします。
 
長年車の運転を職務とされてきた男性、そこにかける思いや矜持は当然、お持ちだったでしょう、返納にあたり大いに悩んだことでしょう。
 
それでも、このまま運転を続けて万が一のことがあっては遅いから、「無事故のうちに運転を卒業したい」とおっしゃったのです。
 
その勇気ある決断は本当に素晴らしいものではないでしょうか。
 
また、それを受け入れる家族の対応もとても素晴らしいです。
 
今後の生活に支障がでないよう生協に加入登録し、「義父さん運転お疲れ様でしたパーティー」を身内で開いて、今日までの苦労を労う…。
 
義父が安心して免許返納を決められたのは、こうした家族の理解があったからなのでしょうね。
 
この投稿には、コメント上でも多くの反響がありました。
 

・自分の運転技術に過信ではなく誇りを持ってる人なんだろうね。引き際を知ってるってカッコいいし素晴らしいわ
・素敵すぎるよ義父さん、ドライバー人生お疲れ様でした。プロだからこそ、潔い決断出来たんだろうね。
・返納のお祝いって良いねー。世の中にそういう習慣や風潮があると返納する高齢者増えるかなあ。
・義父さんが素敵すぎて、ささくれた心が癒された。

 
義父の勇気ある決断を、称賛する声がたくさん寄せられています。
「自分たち家族に当てはめて、考えさせれた」と言う方も多いようです。
 
しかし一方で、田舎暮らしの高齢者などは免許返納をしてしまうと死活問題にもつながるケースがあるのもまた、忘れてはいけないこと。
投稿者さんのように家族の支援がない場合、免許証の返納は生活の破綻を意味することも少なくないのです。
 
高齢化社会に向かっている日本にいる以上、我々も向き合っていかなければいけない問題だと改めて考えさせられる投稿でした。

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:oniyomech.livedoor.biz


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