「どんな理由でも駄目です」怪我した老人を助ける為にテストを遅刻するも、再試を拒否された進学校の生徒。そんな学校を変える”一本の電話”が掛かってきた

2015.04.12 impression

s1_12

 
進学校であればあるほど、勉強に対しての意識が厳しいもの。
そうした意識が起因してか、「試験至上主義」に陥っている教育現場も、実は少なくありません。
 
関東圏にある、とある私立進学校。
その日は学年末考査の日。
一人の女子高生が学校に向かい歩いていると、目の前に驚きの光景が広がっていました。

 
おばあさんが一人、道で倒れていたのです。
その隣には、重そうな荷物の袋が倒れていました。
 
どうやら足を捻ってしまっている様で、苦しそうな表情をしながら顔を埋めています。
急いで携帯で救急車を呼び、荷物を脇にどけ、おばあさんに寄り添っていました。
 
数十分して、救急車が到着。
もう既に高校には遅刻の時間だったので、一緒に救急車に乗り込みます。
その中で学校に電話し、簡単に状況を説明して遅刻する旨を伝えて電話を切りました。
 
結局おばあさんは足を捻挫していましたが、命に別状はなかったので一安心。
その後おばあさんからお礼と試験に遅刻させてしまったことへの謝罪がありましたが、おばあさんが無事だったことが何よりも良かったので、その女子高生は笑顔でその場を去りました。
 

しかし、この後、彼女に何とも酷い出来事が訪れます。
遅刻して学校に到着するも、学年末考査を受けさせないと言われたのです。

編集部 Pick Up!

同じカテゴリーの記事