子供とどの様に接して、どの様に育てていくか。
答えのないこの世界の中で、多くの親が頭を悩ませながら子育てに向き合っています。
今年から、小学生にあがった息子。
彼は一つ、家族が頭を悩ます「問題」を抱えていました。
それは、今でも無意識に、左手親指の「指しゃぶり」をしてしまうのです。
寝ている時もずっと指しゃぶりをしており、左手の親指にはボコッとマメが出来ている程。
同じ小学生ではその様な人がいなく、私も夫も少し焦りを感じていました。
「もう小学生になるんだから、指しゃぶりもいい加減止めなさい」
何度も注意する、この言葉。
子供ももちろん、止める意志があり、注意の度に「ごめんなさい」といって止めようとします。
しかし結局、小学生になってからしばらく経っても、彼の指しゃぶりが止む事はありませんでした。