「嫌な感じだなぁ…」
早く電車から降りたいと心の中で思いながら、何よりもまた目が合ったりして絡まれない様に、優先座席の方は見ず外の景色を眺めている事に。
そして少し時間が経ち、ふと流し目でその親子の方を見ると、父親はスマホに夢中。
その横で子どもは相変わらずはしゃぎながら土足で座席の上に乗り、吊り革にむかって飛び跳ねています。
父親が周囲への威嚇をやめたからなのか、他の乗客を見てみるとやはり迷惑そうな顔をしてその子どもを見つめています。
すると、突如その親子の前にスカートの短いギャル風の女子高生2人組が…
別車両から移動してきたこの二人、恐らく空いている席を求めて移動してきたのでしょうが、その最中に出くわした優先座席で好き勝手する親子を見るなり、真っすぐ向かって行くのです。
そして、父親と子どもの前に立ちはだかり、おもむろに親子の腕と肩をグッと掴みだしたのです。