弟の頑張りを知っている兄の言葉。
「はずかしいっていうのはね、
小さい子をいじめたり、
ごはんをそまつにしたり、
うそをついたりすることなの。
○○園でがんばるのは、
はずかしくないの」
こう返したのです。
兄は『自閉症』のことをよく知り、頑張っている弟に差別する言葉を向けられたことが非常に腹立たしく感じたはずです。
しかし、兄は怒ることなく子供に諭すように言い返したのでした。
この言葉に母親は感動し、いつまでも一緒に支え合い、仲のいい兄弟であってほしいと願ったそうです。
投稿に、この様な声と反響が届きました。
◯偉い、このお兄ちゃん大人だね。
◯子供の差別は大人から学ぶ。
◯子供でも物事をちゃんとわかっている。こんなことを子供に言わせる親が一番恥ずかしい。
など様々な声が寄せられたそうです。
世の中には障害への理解が乏しく、心ない言葉を言う人も少なくありません。
『自閉症』の症状や医療法など、徐々に解明されてきていますが、完全に解明されるのはまだ先のこと。
障害のことを少しでも理解し、周囲が障害を持つ人への気遣い、そして励ますことのできる暖かい心を持つことができたら、このような差別は少しずつ減っていくのではないでしょうか?
今一度、しっかり考えたいですね。
Writing by Yuka Itou of cadot
出典:ほんとに恥ずかしいのはどんなこと?、よこはま発達クリニック
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