「間違えてない?」傷を早く治すには◯◯をしない事で早く治る!?新常識に驚きの声が集まる!

2015.09.20 topics

sam1

 

その処置の仕方は、
 

①傷口を消毒しない。
②乾燥させない
③被覆材を使う
という『傷の湿潤治療』です。

①傷口を消毒しない。
 
人間の体には免疫システムが備わっているため、細菌が体内に侵入しようとするのを阻止することができます。
消毒液を塗ることで、これらの免疫システムを弱らせ、細菌と共に自分の細胞を破壊してしまうため、傷の治りが早くなるどころか、かえって遅くなってしまうそうです。
 
②乾燥させない。
 
皮膚の細胞は、乾燥していると生きていくことができません。
その傷を乾燥させないために、傷口からでる液を『滲出液』と呼び、この液が傷口にとどまることで皮膚を治すための細胞をいきいきと活動させるのです。
乾燥させてかさぶたでもいいのでは?と、思われる方もいらっしゃると思いますが、かさぶたは『滲出液』が固まってしまったもので、そこから皮膚は作られないため、不要だと言われています。
 
③被覆材を使用する。
 
被覆材をするメリットは、まず傷口の乾燥を防げます。
余分な滲出液を吸い取って丁度いい環境にしてくれますので、かさぶたもできず、皮膚を治す細胞が最大限に発揮できることから傷口の治りが早くなります。
 
以上が、今までとは違う新しい処置の仕方だと言われています。
しかし、この療法にも注意事項があります。
 
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