今、あれだけ騒がれ注目された東日本大震災の事実は少しずつ忘れ去られつつあります。
「3.11」
報道や表向きに露出される機会が少なくなっただけで、現地は何も変わっていません。
寧ろあの時のまま時が止まっています。
それが現状なのです。
私は、東日本大震災で被曝した可能性が高いです。
母は震災時に亡くなり、父もろくに働けずにいます。
その分まで働きたい。
出来れば、すぐにでも働きたい。
その思い一心でした…
いきなり飛込みで面接を依頼した私の行動が軽率だった事はもちろんですが、この表情と言葉にはとても傷つきました。
これが、私や同じ福島や被爆者がこの先辿るべき道なのかと、途方も無い悲しさに教われ、「東京じゃなくて、もっと地方で働いた方がいいんじゃないかい?」と、不採用となったそのお店の前で涙が出ました。
私たちは生きています。
私達は、被爆者かもしれません。
しかし、ウイルス感染者ではありません。
お願いです。
私達を避けないで下さい。
どうか、私達を見捨てないで下さい。
どうか、私達を忘れないで下さい…。
Writing by Kozue,Y
画像引用元:/kobajun.chips.jp
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