角田信郎さんは、男子ボディビルミドル級(75キロ以上)とマスタークラス(40歳以上)に出場。
角田信郎さんはこの大会に対し、
「親善大会ではない。これは戦いだ。マスタークラスは年齢を言い訳にしないため退路を断っての出場です」
と意気込みをコメントしていました。
また、この大会に出場するにあたり、計測器では”計測不能”と表示されるほど体脂肪をそぎ落とすハードトレーニングを行ったようです。
そのためか、格闘家の時代よりも、頬が少しこけており、昔よりも歳を感じる姿となってしまいました。
角田信郎さんは、「K-1の試合より緊張する」とやや緊張気味にアップを始めたが、試合が近づくにつれ、格闘家魂に火がついたのか、雄々しい表情で会場へと向かったようです。
結果、両クラスともに予選を突破し、決勝戦へ。
マスタークラスは惜しくも3位という結果になってしまったが、ミドル級決勝では、「芸術的なポーズを披露します」と宣言した通り、”武士道”をテーマとした独創的なポージングを決め、同級グアムチャンピオンを抑え、優勝へと輝きました。
この優勝という結果に対し、角田信郎さんは、
「本当に支えてくれた皆様のおかげです。結果に結びつけて少しは恩返し出来たんじゃないかと思います。」
と感謝と喜びを関係者一同へと伝えたようです。
今後、ビルダーとしての自分の立ち位置を確認したいとコメントしており、日本ボディビル選手権大会出場を掲げ、さらなる挑戦を続けるそうです。
角田信郎さんは、子供のころから少林寺、空手、K-1、ボディビルなど多くの競技へと挑戦を続けてきました。
その挑戦することをやめない、そして妥協することのない努力の結果、このように数々の功績を生み出すことができたのではないでしょうか?
そんな強靭な肉体だけではなく、精神力をも兼ね備えた角田信郎さんの更なる功績に期待しましょう!
Writing by S.Shingo of cadot
出典:日刊スポーツ
あなたにお届けします。
【あなたの「旬」な話を募集しています】
Cadot-カド-では、読者様の実際に体験した話や知っている裏話などを募集しています。
Cadot-カド-で取り上げて欲しい話がありましたら、こちらまでメールをお願いいたします。
※採用された場合、公開前に記事内容の確認のメールを差し上げます。
また、全ての話を採用する訳では御座いません。予めご了承くださいませ。