「おじいちゃんの使った大量在庫の特許ノート。」twitterで一言呟いた女子学生。するとまさかの展開に発展…!

2016.01.07 topics

sam1

 

この方眼ノートを生み出したのは、東京都北区にある「中村印刷所」
事務所には活版時代の活字や、長年使い続けてきた年季の入った印刷機などが並んでいます。
 
そんな中村印刷所の生み出した方眼ノートは、2年間の試行錯誤の末に完成。
この製造方法に関して中村印刷所として特許をとっていたのです。
 
このノートが発売されたのは2014年10月。
東京都の機関が試験的に購入・評価して普及の応援する「トライアル発注認定制度」にも選ばれるなど、性能は高く評価されてきましたが、なかなか販売には繋がらず、数千冊もの在庫を抱えることとなってしまったのです。
 
どうしたものかと頭を悩ませていた、中村印刷所の社長である中村輝雄(72)さんと一緒に製作をしていた男性。

 

 
「使ってもらえば、良さがわかってもらえるのに。」
 

 

という思いを胸に秘めながら自分が作った大量の在庫を見て、罪悪感を感じていた男性は、学校の友達にあげるようにと孫娘にノートをまとめて渡したそうです。
 
しかし、受け取った孫娘は、

 

 
「学校じゃ、あまりノート使う人いないしなー。」
「そうだ、ツイッターでやりとりしている絵描きさんとか喜ぶかも」
 

 

と、思いたち、
 

うちのおじいちゃん、ノートの特許とってた…宣伝費用がないから宣伝できないみたい。Twitterの力を借りる!
どのページ開いても見開き1ページになる方眼ノートです。

 
と、軽い気持ちで元旦につぶやくと、瞬く間にリツイートされ、多くの反響が寄せられることに。
 
このTweetに対し、ユーザーからは、
 
◯私が欲しかったのコレや!
◯建築とかしている方に需要がありそう。
◯どこで購入できますか?
 
などの声が続々と寄せられ、ノートの詳細について教えて欲しい人が次々と現れたそうです。
 

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