この自動車盗難事件は、スーパーの駐車場でよく起きるようです。
買い物を済ました車の持ち主は、トランクに買ったものを詰めて運転席へと乗り込みます。
そしてキーを挿し、エンジンをかけ、出発しよう!と前方に目をやるとワイパーに何かが挟まっているのに気がつきます。
なんと挟まっているものは『紙幣』
ここで「ラッキー」と思ってしまった方もいるかと思います。
しかし実はこれ、泥棒の仕掛けた罠。
暗い駐車場などでは、運転席に座ってからでないとこの紙幣の存在に気が付かない人も多いでしょう。
そして、この紙幣を確認するために、車から一度降りる必要があります。
それもだいたいの人は、エンジンをかけっぱなし、もしくはキーを挿したままで出て行ってしまいます。
すると、自動車の影に隠れていた泥棒がそのまま運転席に乗り込み走り、去ってしまうという悪質な手口なのです。
この手口による被害が世界各国で多発しており、中には抵抗をするものの途中で車にひかれてしまった人もいるのだとか・・・。