こちらのTweetが、ジジが話せなくなった本当の理由です。
魔女の宅急便でジジは人間の言葉を話せなくなる。それはキキの魔力が弱まったからではない。
「ジジの声はもともとキキ自身の声で、キキが成長したためジジの声が必要なくなった。変わったのはジジではなくキキ」
と、宮崎駿監督は述べている。 pic.twitter.com/lBw26tpEcS
— 万優架(まゆか)ꉂ∖ꇎ∕低浮上(MJ) (@IVIyk) 2016, 1月 22
このTweetに対し、納得したというコメントが多数寄せられることに。
@IVIyk
初めまして。
そういう理由だったんですね!全くの予想外です!
宮崎駿作品は奥が深い。
— moon child (@moonchi78746162) 2016, 1月 26
@IVIyk @rk_aoi09
なるほど…
そこまでは読み取れなかった…
— 暇猫@生きる価値なし! (@Ramensoda) 2016, 1月 23
この真相を知ってから魔女の宅急便を見直してみると、ジジは人語を理解しているとしか思えない行動をしますが、確かにキキとしか話していません。
冒頭で、今夜出発すると聞いたジジはぐずって、キキが叱咤する場面がありますが、これはジジがキキの迷いを代弁し、それを打ち消すことで決意を固めていると解釈できます。
オープニングにすれ違う修行中の先輩魔女たちも黒猫を連れていましたが、お母さんなどのベテラン魔女には黒猫のお供はいません。
つまり、「ネコと会話ができなくなる」ではなく、「ネコと会話する必要がなくなる」ことが一人前の魔女の証なのかもしれません。
宮崎駿監督の語るように、ジジが話せなくなったのではなく、キキが成長し話す必要がなくなったという解釈も納得です。
様々な解釈をすることのできる魔女の宅急便。
1989年に公開されてから、27年経った今でも、多くの人に愛される魔女の宅急便。
新たな事実を知った上で見返してみると、また違った楽しみを得られるかもしれませんね。
Writing by S.Shingo of cadot
出典:Twitter
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