店内を回り始めた女性は約30分後、私のレジへと戻ってきました。
通常通りにレジを打てと指示されたため、商品を手に取りレジを打ちます。
打ち終わると、店長は自分の財布を取り出し、彼女のカートの分を支払ったのです。
そして店長は彼女をそこで待たせ、私にオフィスに来るようにと言いました。
店長は、私に荷物を彼女の車まで運ぶのを手伝い、一枚のメモ書きがされた紙を渡すようにと言ったのです。
荷物を運び終え、私は女性に紙を渡します。
紙を見た女性はその場で泣き出してしまいました。
「大丈夫?」と聞くと、彼女は紙を私に渡します。
そこには彼女の境遇に対する同情と、もし仕事が必要なら二日後に来てください。
さらに、子供のケアが必要であれば、彼の電話番号に連絡すればその手続きを手伝うと書かれていたのです。
涙ながらも彼女は一旦帰宅。
そして二日後、彼女は再びスーパーへと来たのです。
彼女はとてもいい人で、今でもお店で働いています。
だから私はこの店で働くのが好きです。
なんたって世界で一番素晴らしい店長がいるのだから。」
海外の掲示板Redditに投稿された一つのエピソード。
スーパーで働いていた若い従業員が、仕事をしている中でとても感動したエピソードを紹介し、大きな話題を集めました。
店長は、身長190センチの長身で強面ですがとても優しい人で、この出来事により、一層彼の優しい人柄を感じることができたそうです。
彼女の境遇に同情し、カートいっぱいの食料の支払いをするだけでなく、一緒に働かないかと提案。
恩恵を受けた女性は店長の勧め通り、スーパーで働くことで難を乗り越えたようですね。
見返りを求めずに人助けをすることは、簡単なことではありません。
そんな優しさが人を繋ぎ、笑顔が絶えることのない幸せな日々を送ることができるのかもしれません。
Writing by S.Shingo of cadot
出典:reddit.com
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