「デキる人」と「デキない人」は水のおかわりの方法で見分けられる!両者の違いとは…

2016.06.09 topics

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お水のおかわりをどう注文するか?

 
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この中華料理屋で、松永さんは「目から鱗」なアドバイスを受けたといいます。
  
自分の要領の悪さを表すエピソードについてご飯を食べながら話す松永さん。ただただ聞くだけで何も言わなかった小柳さんでしたが、ふと「お水おかわり頼んでくれない?」と言いました。
松永さんは、「ちゃんと話聞いてよ…」と内心思いながら、「すいません!」と声をあげ、やってきた店員さんに「お水おかわりください」と注文したそうです。
  
そして、食後。
またお互いお水がなくなったので、松永さんが店員さんを呼ぼうと思ったところ、今度は小柳さんがお水のおかわりを頼みました。席に座ったまま、店員さんのほうにグラスを掲げ、少し大きめの声で「お水ください!」と。
 
このおかわりのお水がテーブルに運ばれてきた瞬間から、小柳さんはこう話し始めたそうです。
  
「松永がみんなから“要領が悪い”って言われるのは、こういうところなんだよ。
この小さなお店でお水のおかわりを頼むってのに、松永はわざわざ店員さんをテーブルまで一旦来させてから注文してる。これによって、店員さんは持ち場からおれらのテーブルまでを2往復しなきゃいけなくなる。
でも、おれがやったみたいに一言『お水ください!』ってだけ言えば、店員さんは1往復で済むし、おれらだってすぐお水が手元にくる。これって、双方にとって得なわけじゃん」
  
この時点で既に“目から鱗”だったという松永さんですが、小柳さんはさらに続けました。
  
「たとえば、松永って社外に打ち合わせで外出してること多いけど、それって『自分が行かなきゃ』って勝手に決めてるでしょ?
でも、絶対に自分が出向かなきゃいけないっていうことばっかりじゃないはずなんだよ。
先方がこっちに来てくれれば1時間で済むのに、こっちが行くとなれば2時間かかっちゃう。松永は、そういうふうにしてロスしてる時間がすごく多いんじゃない?
いまのお水のおかわりの注文もそうだけど、常日頃から“最短距離”と“最小の労力”で何事もこなすっていうことを考えようよ。そうすれば、自然と仕事の効率も上がるはずだから」
  
食後にタバコを吸うあいだのたった5分間で、松永さんが「見える世界が変わった」とまで振り返るほどの言葉をおくった小柳さん。
まさに、最短距離、最小の労力のアドバイスですね。
  
その後松永さんは、打ち合わせの場所や使用ツール、書面化の有無まで、仕事にまつわる全てのことを見直し、アドバイスから2年経った現在では「要領が悪い」と言われることは全くなくなったといいます。あくまで、「“むかしは”デキなかった」という評価に落ち着いているのだとか。
  
松永さんは最近、小柳さんに対して「小柳さんのアドバイスのおかげで変われました」と感謝の言葉をおくったそうですが、小柳さんの返答はたった一言、「慣れただけでしょ」だったとのことです。

引用:favclip.com

 

 
普段のちょっとした言葉使いや、考え方、行動が要領の良し悪しに大きく関わってくるようですね。
 
常日頃から“最短距離”と“最小の労力”で何事もこなすっていうことを考える。
 
一人一人が抱えるタスクが多い今の時代には、とても大切な考え方ですね。
 


Writing by Y.sato of cadot


出典:favclip


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