しかしある日、母親が目の周りに黒いあざがあることに気がつきます。
「どうしてこんなところにあざがが・・・」
職員に聞いても、誰も彼の問いに答えません。
あるいは誤魔化すかのように逃げる職員も・・・
不安な気持ちが収まらなかったカミーユさんは、自分で答えを探し出すことにします。
そして施設の母の部屋に、子供部屋用監視カメラ(通常は子守をする人が子どもをどのように世話しているかチェックするために使われる隠しカメラ)を忍ばせます。
監視は3週間行い、施設での出来事を確認。
そしてこのカメラがとらえた映像は、老人介護施設のあまりにも酷い状況を捉えていたのです。
なんと介護職員が、カミーユさんの母親ヘレンさんのベッドに敷くシーツで鼻をかんでいます。