女性の中から摘出した大きな腫瘍。しかし、その正体は衝撃的なものでした…

2016.06.26 topics

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しかし、ザハラさんの腹部を切開して出てきたのはとても信じられないようなものでした。
 
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なんとそれは化石化した赤ん坊。
1955年以来この赤ん坊はザハラの体内にとどまり、カルシウムを吸収した結果石化していたのです
 
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カルシウムによる赤ん坊の石化は結果的にザハラの生命も救うこととなりました。石化することにより、死亡した赤ん坊がザハラの体に悪い影響を与えずに済んだからです。
 
このカルシウムの層がどんどんと固くなり、今になってザハラに痛みをもたらしたということのようです。なおこの赤ん坊は子宮外妊娠という形で成長しており、通常のままで成長していたとしても長くは生きられなかったのだとか。
 
このケースでは、赤ん坊の胚は子宮内ではなく腹腔内に定着していました。当然ながら、ここでは赤ん坊は成長することができません。そしてもちろん、赤ん坊が育つ環境ではない腹腔の中で成長を続ければ、母体にも大きな危険が発生します。このため、今日ではこのような状況が発生した場合、母親の体のことを考えて中絶手術が行われるというのが一般的だそうです。
 
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46年が経過して、ザハラのお腹の子供はようやく摘出されました。科学者たちはこの現象を「ストーン・チャイルド」(石胎)と呼んでおり、現在までに世界でもわずか300例ほどしか報告がないそうです。

 
世界には驚くべきことがたくさんありますね…
 


Writing by Y.sato of cadot


出典:The 46 Year Pregnancy – My Shocking Story My Shocking Story


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