これは脱水時に水だけを飲んでいるときに起きる症状です。
人間が脱水時に水だけを飲んでいると、喉の渇きが収まります。
しかし、水だけ摂取した場合、体内では塩分濃度が低下するため、身体は塩分濃度を正常に保とうとし、せっかく摂取した水分を尿で排出しようとしてしまうのです。
熱中症に注意。 大塚製薬がいい資料を出してた。 https://t.co/e3BdZAQ0zT pic.twitter.com/8UOtN5njl6
— 固丘 (@kooka2525) 2016年7月14日
身体の水分は減っていくのに、喉は渇いていないので水分を摂りたいと思わない。
すると、気づかない内に脱水症状になっていることを『自発的脱水』と呼びます。
この情報の発信元である大塚製薬は以下のように述べています。
私たちの身体には、ほぼ0.9%のナトリウムを含んだ血液が循環しています。また汗をかいた肌をなめると塩辛い味がすることからわかるように、汗にはナトリウムが含まれています。大量に汗をかいてナトリウムが失われたとき、水だけを飲むと血液のナトリウム濃度が薄まり、これ以上ナトリウム濃度を下げないために水を飲む気持ちがなくなります。
同時に余分な水分を尿として排泄します。この状態になると汗をかく前の体液の量を回復できなくなり、運動能力が低下し、体温が上昇して、熱中症の原因となるわけです。
このメカニズムを知らなかった人も多いかと思います。
また、これをみたユーザーからは様々なコメントが寄せられました。
@kooka2525 @basilsauce # 武田啓嗣 これはいい記事である。こう言う記事は新聞の一面に大々的に報じる必要がある。間違って水ばかり飲んだら良いと言う人がいて熱中症を増やす事になる。重症熱中症は霧吹きで体の皮膚に振りかけ扇風機で飛散そして塩分水を飲む事。
— 武田 啓嗣 (@koudanhomi126ke) 2016年7月15日
@kooka2525 たまに経口補水液の500mlや徳用1.5ℓボトルを全量ガブ飲みする方がいますが、本来は一回にコップ一杯(食塩0.6g相当)を飲み、さらに水や麦茶を飲み水分を補うものです(飲む量が過多だと胃腸の浸透圧のバランスが崩れ、下痢や嘔吐になる)…お気をつけ下さいませ
— BLUEBIRD/ Teracci (@BLUE_BIRD_SAGA) 2016年7月15日
@kooka2525 @E16Apaul いわゆる水中毒ですね
— 玄蕃サラ[PSO2ship8] (@Gsaralovekatana) 2016年7月15日
@kooka2525 ウォーターサーバーの水がぶがぶ飲んでたらこの間これで気絶した。
→気絶したときに倒れてたんこぶができる。
→病院行ったら脱水で血管が細くなってますねと言われる。
→MRIとかいろいろやって12000円取られる。
→塩大事!— jotaro (@CHOJO2011) 2016年7月15日
実際に経験された人もいるようで、その際には倒れてしまい、頭に怪我を負ったようです。
幸い軽傷で済んだようですが、打ち所が悪ければと思うとゾッとしますね・・・
今年の夏は特に暑さが厳しくなるとも言われています。
熱中症を予防するためにも、「自発的脱水」について、ご家族やお友達に共有していただけたらと思います。
Writing by S.Shingo of cadot
出典:twitter.com、www.otsuka.co.jp
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