身近な◯◯はIQを高める効果があった!神経科学推奨するその方法とは…

2016.07.20 topics

th_sam

 

 

1.脳の灰白質を保護する

 
th_02
 
白質は脳の構造的完全性の維持を助けます。記憶、感情、言語、筋肉制御、視覚、聴覚はもちろんのこと、自制心や決断力といった特に重要な機能に関わるからです。
ハーバード大学神経科学者のGottfried Schlaug氏は、音楽家の脳は楽器を弾かない人に比べて灰白質が多いことを実証しました。極めつけは、1週間にほんの2,3時間だけ楽器の練習をした被験者の記憶力が目に見えて高くなっていたことです。
言い換えるなら、今から週に2、3時間楽器の練習をするだけで夏の終わりには頭が良くなっている可能性があります。
 

2.ストレスを軽減する

 
th_03
 
ストレスの害は誰もが知るところです。何よりも、高血圧、心臓疾患、癌、心臓発作の高リスクの原因になります。
音楽を演奏すると、たった1つの脳の軽い活動に意識が集中するので、体も頭も両方ともリラックスさせることができます。さらに、ドーパミンが分泌されます。これはセックスの最中や薬物使用中、あるいは、美味しいものを食べているときに分泌されるのと同じ化合物です。
仕事のストレスを抱えて帰宅して、Netflixを見ながらぼんやりする代わりに楽しくてクリエイティブなことをすれば楽々と脳が活性化される状況を思い浮かべてみてください。
 

3.言語能力を発達させる

 
th_04
 
楽器を弾くと、「リズムを取る」能力が発達して、それにより耳から得る情報の処理能力が高くなります。音楽のレッスンを受けている人が外国語も得意なのはこの為です。
この研究結果も年齢を問わず誰にでも該当することが実証されています。ユナイテッド・スポーツ・ファウンデーション(USF)のJennifer Bugos氏の行った研究で、ピアノのレッスンを6か月受けると60歳から85歳の人たちでも、計画性、情報処理能力、記憶再生能力、さらに言語のスキルである口頭言語能力といった高度な機能が著しく向上することがわかっています。
脳に関しては、学ぶ時間が少なすぎるとか学ぶには遅すぎるということは無いのです。
 

脳にはもっと遊びが必要!

 
th_05
 
左脳重視の現代文化においては、学習、成長、高度な知力は学校と結び付けがちです。しかし、神経科学が実証したことは、その逆のことです。すなわち、私たちには勉強や仕事ではなくてもっと遊びが必要なのです。
 
家に置いてあるキーボード、ピアノ、ギターバイオリンを久しく弾いて無いという人は、ぜひ手にとって久しぶりに弾いてみてください。
 
きっとあなたの思考のパフォーマンスを上げることに大いに役立つはず。
 
「音楽は人を変え世界を変える」
 
それほどに人類にとって音楽は大切なものなのです。
 


Writing by Y.sato of cadot


出典:inc.com


Cadot(カド)は、「旬」な話題を
あなたにお届けします。

 
【あなたの「旬」な話を募集しています】
Cadot-カド-では、読者様の実際に体験した話や知っている裏話などを募集しています。
Cadot-カド-で取り上げて欲しい話がありましたら、こちらまでメールをお願いいたします。
 
※採用された場合、公開前に記事内容の確認のメールを差し上げます。
また、全ての話を採用する訳では御座いません。予めご了承くださいませ。

編集部 Pick Up!

同じカテゴリーの記事