2001年、ヤミール・ジャクソンさんは第一子となる子供の誕生を待ちわびていました。
妊娠の初期段階は順調に過ごすことができたのですが、6か月を過ぎたあたりから彼女は妊娠高血圧腎症と呼ばれる深刻な症状を抱えることになってしまったのです。
これは妊娠期に発生する症状で、血圧が非常に高くなってしまうというもの。
母子の健康状態を第一に考え、医師たちはこの段階で出産を敢行することを決断します。
このため、予定日から12週も早い段階で赤ん坊のザガローが誕生。
体重わずか1キロほどの未熟児として生まれたザカリーは、出産から155日もの間、集中治療室で過ごすことになりました。