この怒りを露わにしていたのは、0.099点差で2位になったウクライナのオレグ・ベルニャエフ選手だったのです。
オレグ選手は大会前から内村選手との接戦を行うだろうとライバル視されていました。
そして大会では、最終種目の鉄棒が始まるまでトップに立っていました。
全力で戦い、そして惜しくも金メダルを逃したオレグ選手でしたが、
と答え、誰よりも内村選手に敬意を表し、賞辞を送りました。
そして、銅メダルのマックス・ウィットロック選手も
と内村選手を絶賛します。
内村選手が体操に真摯に向き合う姿に対し、このような記者の質問を見過ごすことができなかったオレグ選手。
心から内村選手を尊敬する彼は、きっと次の大会でも内村選手と激闘を繰り広げることでしょう。
まさにスポーツマンシップを乗っ取ったやりとりに世界中がオレグ選手に賞賛のコメントを送りました。
また、このように日本のみならず、他国の選手からも尊敬される内村選手の人柄は本当に素晴らしいと思います。
こうなりたいと本気で思った。一緒にチーム組んでたなんて思えない。感動とかすごいとかじゃ言い表せないほどの試合でしたオリンピックにきて良かった。何回もそう思います。ありがとうございますキャプテン。まだまだ頑張りましょう。 pic.twitter.com/qzMdMe37UF
— Kenzo shirai (@kenzo8824) 2016年8月10日
同じ日本人として誇りに思います。
金メダル、本当におめでとうございます!
【追記】
映像をご覧ください。
ベルニャエフ選手が「無駄な質問だ」と言ってくれたかっこいい様子の映像きたー!! pic.twitter.com/cyQHCU2uyo
— じゅの (@mkm5810) 2016年8月11日
Writing by S.Shingo of cadot
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