イチローが国民栄誉賞を断る理由
イチロー選手が最初に国民栄誉賞の打診を受けたのは2001年のこと。その際イチロー選手は断る理由としてこのように述べています。
「まだ現役で発展途上の選手なので、もし賞をいただけるのなら現役を引退した時にいただきたい」
普通の人なら貰えるものなら是非!と言わんばかりに受け取ってしまいそうな国民栄誉賞を、冷静に断るあたりがイチロー選手らしいですね。
そして、2度目の打診を受けたのが2004年のこと。この時も冷静に、こんな理由を述べて断っていました。
「今の段階で国家から表彰を受けると、モチベーションが低下する」
イチロー選手の”貰えるとしても、引退後に頂きたい”という意思は固いようですね。
これだけでも十分にプロ意識の高さが感じられるイチロー選手ですが、イチロー選手が3000本安打達成の際に受けたインタビュー内容からも、その偉大さがひしひしと感じられたのです。