24歳の母は亡くした息子の写真の抱える…。息子を殺した犯人に対し、彼女がSNSで伝えたかったのは…

2016.09.28 topics

sam

 

 

 

「これは、ついに息子をこの手に抱くことができた私の写真です。
見てお分かりの通り私は車の追突事故に遭い、その事故で夫と息子を失くしました。
事故から24時間経って、お腹の中で亡くなった息子を誘発分娩し、こうして抱くことができました。
すべては、泥酔した状態で車を運転しても大丈夫だと考えた人のせいです。
大丈夫なわけがありません。
 
酔っぱらったまま運転しようとする友人がいたらそれを止め、車のキーを奪ってしまうことです。
大丈夫なのは、ちょっと酒を飲んでしまったな…そう感じたときに電話を取り出して誰か代わりに運転してくれる人に連絡を取ることです。
それは、決してあなたが弱いということではない。
それは、あなたが自分自身に対して正直であり、酔った状態で車を運転したらどうなるかを十分に理解しているということです。
それは、あなたが成熟したものの考え方ができるということです。
 
誰も、運転できないほど酔っぱらってしまったことを恥じる必要は決してないのです。
本当に恥じるべきは、自分が他の誰かの命、なによりまだこの世に生まれてすらいない小さな命を永遠に奪ってしまったことです。
死ぬまでずっと後悔し続けることなのだから。
 
そんなことになってはいけません。
絶対に飲酒運転しないでください。
あなたの人生の自由を奪うような真似はやめてください。
あなたの命だけでなく、道にいるすべての人の命が危険にさらされるのです。
 
8月2日、私も死んでいたかもしれません。
でもまだ私の時ではなかった。
だから残された私は、夫と息子のためにも、闘っていかなければならないのです。
私は、死を迎えるその日まで注意喚起を続け、この出来事を語り継いでいこうと思います。
私が毎日抱えている苦しみは、誰も経験するべきものではないからです。
私は、夫と息子の死を決して無駄にするつもりはありません」

 

飲酒運転を行ってたのは21歳の男性。
今回の事故によって加害者の男性も深刻なケガを負いましたが、なんとか生き延びることができたそうです。
そして、現在は飲酒運転過失致死傷罪及び飲酒運転殺人罪で起訴されています。
 
幸せな人生を歩んでいたクリスチャンさんは、一瞬にして大切な家族を失いました。
それも、飲酒運転というモラルに反した行動によって。
 
結果、クリスチャンさんは身も心も深い傷を負うことになりました。
飲酒運転という行為は、誰かの人生を変えてしまうほど、重大な事故を起こしてしまうこともあるのです。
 
周知ではあるかと思いますが、クリスチャンさんからのメッセージにより、飲酒運転をすることの恐ろしさを今一度考えてもらえたらと思います。

 


Writing by S.Shingo of cadot


出典:theadvertiser.com


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